托卵再挑戦
なかなか梅雨入りが発表されない近畿地方ではありますが、そんな中、数日前より2羽のチャボが抱卵モードに入ってしまいました。・・・ですが確認したところ、どちらもお腹の下に卵はないのです。ある程度の数の卵を産むと、そこに卵が存在していなくとも抱卵モードに入ってしまうようなのです。
昨年の秋、アローカナの托卵に失敗していたので(「雛の誕生と托卵失敗」2018/10/14)、ここで再挑戦することにしました。早速、ネットオークションでアローカナの有精卵を手に入れ、昨日の夕方、到着した卵を早々に左側の雌チャボに預けることにしました。ちなみにこのチャボは昨年に托卵をしてもらった時と同じチャボです。
今朝、様子を見に行ったところ、しっかり抱卵してくれていました。
ちょっと失礼して、昨日写真に撮り忘れたアローカナの卵を拝見します。
アローカナ(Araucana)は、殻の色が青い卵を産むことで知られている野生種に近いニワトリです。今回、有精卵である確率の高い卵を6個托卵することにしました。受精卵は郵送などで振動を加えると、孵化率がかなり落ちてしまうとのこと。今回も少々心配ではあるのですが、もう一度、彼女に託すことにしたのでした。無事に孵化した場合は、新たに専用の小屋を建てる計画でいます。
さて、托卵をしなかった方の雌チャボですが、このままにしておくわけにもいかないので、抱卵モードを解除することにしました。
写真のように風通しの良いケージに3日3晩隔離して、温まった身体を冷まします。少々気の毒ではあるのですが、抱卵モードのままでは餌もあまり口にせず、身体が弱ってしまうため、やむを得ません。
そんなチャボ小屋の様子なのですが、2ヶ月前に産まれた6羽の雛達は元気に動き回っています。
とてもすばしっこく、写真に収めるのが難しいくらいです。
まだ、雄雌の区別ははっきりしないのですが、
この子は雄かな~? 鶏冠部分の成長が早く、動き回る様子がとても腕白です。(笑)
こちらの右側の子なんかは、おっとりした感じで雌のような気がしますが、どうでしょう・・・?
日が暮れてくると、この子達も親鳥達と同じように止まり木に飛び上がり、夜の準備に入るようになっています。
この時が一番仲が良さそうで、ほのぼのしています。左端の雛なんかは、すでに瞼が重いみたい。(笑)