自然農の畑210804
夏真っ盛りの我が家の畑の記録。お借りして住んでいる家の上と下に畑がありまして、まずは下の畑の様子です。
下の畑は元田んぼの耕作放棄地だったところで3段に分かれています。上の細長い段から・・・。
手前に見えるのが里芋の石川早生と生姜。その脇に枝豆が植わっていたのですが食べつくしてしまって、今は枝豆に隠れていたサツマイモが蔓を伸ばしています。その奥は収穫がほぼ済んでしまったモチットコーンという名のスイートコーンです。
種採り用の実もいくつか残しています。足元には地這いキュウリの種を既に降ろしていて、草の中で順調に生育中。
次は中の段。
畑一面、野菜と草の緑に覆われています。この時期、雨が降らないと畑が乾燥してしまうことがあるのですが、草を適度に生やしておくことで朝は露でびっしょり湿りますし、日中の太陽光線から土壌が守られます。
手前の里芋はセレベスという品種。こちらも生姜をコンパニオンプランツとして植えています。
次は、さきがけという品種のピーマン、次いで真黒ナス。
どちらもたっぷりと敷草をしていて順調です。今年の夏は適度に雨にも恵まれています。
次は、食用ホオズキと網干メロン。
網干メロンは種蒔きが遅かったのですが、摘芯後、子蔓孫蔓がどんどん伸びてきて沢山の実が付き始めました。その奥で支柱を立てているのが食用ホオズキ。今年初めての栽培です。甘酸っぱくフルーティーな味がして、畑でパクパク食べてしまいます。こんな感じの実です。
この段の奥の方の一角に南高梅を植えているのですが、そのエリアの御紹介。
南高梅は植えてから3~4年くらいのまだ幼い樹勢で日陰も少ないので野菜や花などを混植しています。手前は種を蒔くのが遅かったタチアオイの葉、中央の南高梅の後ろが加茂茄子とコンパニオンプランツのマリーゴールド、南高梅の足元に小玉西瓜、その脇に空心菜を所狭しと植えてしまいました。
小玉西瓜は、今年初めての極早生乙女西瓜という品種。実も付けてくれています。
手前のピンボケが空心菜。黄色い花を付けている蔓が小玉西瓜。その奥が加茂茄子で、どれも元気よく育ってくれています。
次は、最下段。こちらも一面が緑です。
手前の里芋は石川早生。昨年の親芋を種芋として試しに植えてみました。子芋を植えるよりも芽が出るのは早かったのですが、収穫する芋の出来具合はどうなのか気になるところです。ちなみに最初に紹介した石川早生は種芋に子芋を使っています。
その奥の緑の濃いのは、落花生です。
ここまでくると草整理に手を出すこともできないので、あとは収穫までほぼ放任します。秋の収穫の豆としては他に枝豆の秘伝という品種を自家採種で続けています。
豆類は発芽直後に鳥の食害を受けやすいので、糸を張って鳥除けとしています。ここまでくれば食害の心配はないので、そろそろ糸は巻いて回収します。
この段の一番奥には金ゴマと黒ゴマを栽培しています。
手前が金ゴマ、その隣が黒ゴマです。黒ゴマは株が上手く揃っていますが、金ゴマは疎らになってしまいました。種に問題があったか、私の播種の方法に問題があったと思われます。
次に、家の上にある畑。ここは1段だけです。
今年、我が家のトマトの生育は不調なのですが、唯一元気良く育ってくれているのが、ここに植えたポンデローザです。
数年ぶりに苗づくりをした大玉の品種です。大きな実をゴロゴロ付けてくれて、味もなかなか美味しくできました。ただし、ヒヨドリか何かの食害を受けるので、赤くなってきた実はネットで防いでいます。
次は、緑ナス。
この茄子は、橋本自然農苑の橋本さんから種を分けていただいき、今年初めて栽培しているものですが、加熱調理するとトロトロに柔らかくなり、皮も薄くてとても美味しい茄子なのです!実もどんどん出来て食べきれないのですが、ご近所にお配りして大変喜ばれています!
今年は茄子を植え過ぎ、また出来過ぎで、ご近所と友人に食べていただくのに必死なのですが、まだもう一つ別の品種もあるのです。リスターダデガンジアという品種ですが、こちらはとてもきれいな茄子です。
最後に緑ナスの隣の畝で栽培しているズッキーニです。
今年は株元に真っ直ぐ支柱を立て、それに誘引して上に伸ばしていく垂直仕立てを試してみました。
株元の草整理もしやすく、風通しも良いのでしょうか、とても元気に育ってくれました。来年からもこの仕立て方を続けようと考えています。種採り用の実も確保できています!