年越し前のチャボ近況

昨日は今年初の雪が降り、今朝の山や畑には薄っすらと白化粧が施されてました。チャボ小屋の廻りにも粉雪が残っています。

初雪20181229

小屋の扉を開けると、融けずに残っている粉雪の粒を啄ばみ始めました。

チャボ20181229早朝1

チャボ20181229早朝2

さて、実は今日、チャボの子供の兄弟がここを離れ、引き取られて行きました。以前の記事(10月14日付)では、今年の6月初旬に生まれた子供達が全て雌鶏だったとお伝えしてしまったのですが、その後みるみるうちに鶏冠が大きくなり始め、見事に4羽全てが雄鶏だったことが判明してしまったのでした。

雄鶏4兄弟

鶏冠の大きくなった4兄弟。

しかし、これはこれで、たいへん困ったことになってしまったと感じていました。雄鶏だけを貰って下さる方はそう見つからないからです。雄鶏は当然ながら卵を産まず、早朝4時頃から泣き始め、その声はとても大きいのです・・・。このまま貰い手が見つからなかった場合は、絞めて食べてしまわなければならないかも・・・と思っていたのですが、如何せん、可愛らしく愛着が湧いてきてしまっているので、どうしようか・・・と躊躇っていたのでした。

チャボ20181220-1

雄鶏だらけの運動場。まだ、あまり喧嘩はしていなかったのですが、それも時間の問題でしょう。また、交尾を始め出すと雌鶏にも負担が掛かってきてしまうように聞いています。

そんな心配もしていたのですが、町内で何種類もの鶏を飼っている方がまとめて引き取って下さることになり、本日わざわざやって来てくれたのです。鶏好きの御夫婦なので、きっと大事に可愛がって下さることでしょう。町内でもありますし、またその内、様子を見せていただきにお邪魔しようと思っています。本当にありがとうございました。

残った親鳥達、寂しがっているのかどうかは分かりませんが、数が減って落ち着かない様子。畑の草を根ごと掘り起こして小屋に入れると、群がって啄ばんでいたので元気そうです。

草を啄ばむ4

草を啄ばむ2

 

あと、もうひとつの御報告。10月に産まれた1羽のヒヨコ。12月の初旬までは順調に育っていたですが、中旬の寒波で亡くなってしまったのです。ヒヨコを1羽で飼うのは難しいと聞いてはいたのですが、それを実感することになってしまったのでした。複数羽のヒヨコがいると、お互いに身体を温め合うことが出来るのですが、1羽だとそれが出来ないというのが原因だと思います。もう少し気を付けておくべきだったと、深く反省しているところです。

10月生まれの雛

親鳥達と日向ぼっこをしている雛鶏。小さな命ですが生きることに一生懸命でした。

 

草を啄ばむ6

大晦日を迎える前に、もとの6羽に戻ってしまいました。来年も元気でいて下さいね・・・。