昆虫のにぎわい

台風21号による倒木のため、1週間ほど停電が続いた我が家でしたが、他には特に目立った被害もなく無事に済みました。今回の台風の記憶は、今後の災害への備えとして、とても貴重なものになったのではないか・・・と考えています。水・食料の確保、情報の入手方法、夜間の明かりの取り方、体温調節の工夫、避難のタイミング等々。今後、さらに増していくであろう自然災害に対しての身を守るためのスキルアップと、普段の生活の見直しを現実的なものとして考えさせられた出来事でした。

さて、そんな台風が過ぎて約2週間が経ち、昨日より太平洋高気圧に覆われ、良い天気が続きました。この季節、我が家の廻りでは色んな昆虫が賑やかに動き回っています。特によく目に付くのが蝶。今回はそんな昆虫達を写真に納めてみようとトライしてみました。

ベニシジミ2

ベニシジミ

まず最初にベニシジミ。他にもヤマトシジミやルリシジミなどのシジミチョウが乱舞しています。しかし残念ながら、私の腕では写真に納めることはできませんでした・・・。

ウラギンヒョウモンとベニシジミ

次は、右側のベニシジミと並んでニラの花に止まっているヒョウモンチョウ。蝶にはそれほど詳しくありませんが、おそらくウラギンヒョウモンではないでしょうか?

ウラギンヒョウモン

後翅の裏に銀白色の斑紋があるので、おそらくそうだと思われます。

ヒョウモンチョウとハナムグリ

こちらもニラの花にとまるヒョウモンチョウ。ニラの花にはハナムグリも良く見かけます。

ハナムグリ

ハナムグリのアップ。ひたすら花にしがみついています。

写真を撮っている傍で大きな羽音を響かせながら飛び回っているのがクマバチです。

クマバチ

クマバチはミツバチ科の昆虫で花の蜜や花粉を集めるハナバチです。大きな羽音に驚かされますが、温厚な性格でいくら近寄っても攻撃されることはありません。空中で停止するホバリングの名手です。

ヒメウラナミジャノメ

こちらはヒメウラナミジャノメ。

ヒメウラナミジャノメの交尾

交尾中のヒメウラナミジャノメ。

アゲハチョウ

ちょうど開花中のヒガンバナにはアゲハチョウが次々と寄ってきます。時折、クロアゲハもやって来るのですが、ここでもカメラの腕が及ばずです・・・。望遠レンズが欲しいところ。

ヒョウモンチョウでは、ツマグロヒョウモンなどの他種も色々と飛んでいるようですし、萩のまわりにはモンキチョウ(キタキチョウ?)もよく見かけます。こんな風に種類も多く、また個体数も多いためか、毎年、大阪から蝶の採集に訪れる親子もいらっしゃるほど。親子で蝶を追いかけるなんて見ていてほのぼのとしてしまうのです。