グリーンカーテンの落し穴
チャボの雛が産まれて2ヶ月が経ちました。
まだ雄雌の区別はつきませんが、羽根には碁石チャボ特有の黒い斑が窺えます。
さて、そんな雛達のいるチャボ小屋ですが、夏場の直射日光を和らげるため、小屋には簾を、そして隣接する運動場にはグリーンカーテンを備え付けています。
左側がチャボ小屋、右側が運動場です。
グリーンカーテンの植物には、種のストックの中からゴーヤとキュウリを選びました。どちらもウリ科の野菜。ウリ科同志の混植は良くないのかもしれませんが、葉が茂れば良いことなので気にしないことにしました。
実もしっかり生っています。これは四葉胡瓜(スウヨウキュウリ)です。チャボの糞が肥として効いているようで葉も畑のものより良く茂っています。
実は初夏の頃、畑への鹿の侵入がいよいよ頻繁に行われることになってしまい、野菜の葉の食害が増え、今年の夏野菜の成長具合は酷い状況なのです。そのままにはしておけないということで、急遽鹿除けのネットを畑の周りに巡らせました。その時に使った中古の海苔網の残りを利用してのグリーンカーテンなのです。
中から見るとこんな感じです。周りの草も風通しを阻害しない程度に伸ばして、なるべく陰をつくるようにしています。チャボの餌となるコオロギなんかの小さな昆虫も入って来やすいように思われます。
種を蒔く時期が遅かったせいもあり、今のところは上部まで全て緑で覆われてはいないのですが、幾分はチャボ達も過ごしやすそうです。大きめの剪定枝なんかを上部に載せて陰を補っています。
ただし、このグリーンカーテンのせいで、ある出来事が起こってしまいました。以前からここの畑に住んでいる大きなシマヘビが、グリーンカーテンを伝って侵入し、雛を1羽飲み込んでしまったのでした。運動場の周囲は目の細かい亀甲金網で囲っているのですが、上部は15cm角のワイヤーメッシュだけだったのです。少々侮っていました。反省です・・・。急遽、上部にも金網の増設を準備中。畑の鹿対策にせよ、後手後手なのであります・・・。
雛は残り4羽となってしまいました・・・。