季節の恵み 2019神無月
台風18号が東シナ海を北上するということで、近畿地方の天気予報は不安定な様子。そこで、雨が降る前に済ませておきたい畑の収穫を行うことにしました。
収穫のメインはサツマイモの鳴門金時。雨を吸った土を掘り起こすと団粒構造を傷めてしまうし、作業もやりづらいので晴れ間が続くうちに済ませたかったのです。収穫時期はもう少し遅くても良いのですが、次に栽培したいものがあり、場所の都合で早めに行うことにしました。ついでに里芋の石川早生とスクナ南瓜の一部も収穫しました。スクナ南瓜は交雑して、おそらく純粋なものではないと思いますが、食べる分には何の問題もなく、とても美味しいオリジナルのカボチャとなっています。
今年の鳴門金時はなかなかの豊作で上の写真の2倍くらいの量が収穫できました。また、蔓苗を垂直に植えることで適度な数のイモが大きく成長してくれました。ちなみに蔓苗を横に寝かせて植えた場合はイモを数多く付けることが出来ます。我が家は数よりも形や大きさを目指したのでした。参考までにイモは下の写真のようについています。
収穫後の芋蔓をニワトリ達に与えてみたら、群がって葉を啄ばんでいました。
アローカナの身体は、チャボの大きさを越してしまうところまで成長しました。
雨を避けて金胡麻と黒胡麻の収穫も済ませ、現在、軒下で天日干し中です。
カラカラに乾いたらクラフト紙で出来た米袋の中で振り叩いて脱粒し、篩を使ってゴミ取りと選別を行う予定です。
夏野菜もまだ収穫が続いています。
上から沖縄島インゲン、真黒茄子、沖縄島オクラです。島インゲンは野兎の食害に合いましたが、何とか持ち直しています。
サヤを次々と付けています。
さて、今日はご近所さんから栗をたくさん頂いてしまいました。
お返しはもちろん収穫したばかりのサツマイモ。ちなみにご近所さんは、私達の数年後に越して来られた方で、クラフト マキダダという名前で木工を行っています。この方の作られる木の作品、思わずニンマリしてしまうくらい楽しくユーモラスなのです。私のお気に入りは「うさぎのオルゴール」。耳の動きが愛嬌たっぷり・・・、是非、動画をご覧下さい。
田辺市龍神村にある道の駅内のショップ、G.WORKS(ジー・ワークス)で実物をご覧いただけます。もちろん購入も可能です。
最後に先日、信州の友人から送っていただいた林檎の紅玉。林檎好きの心をくすぐる赤い色と香りがたまりません・・・。
まだ暑さの残る10月初日ですが、嬉しい秋の味覚を今年も頂けることに感謝です。