烏骨鶏の初めての産卵
昨夜から降り続いた雨が上がった朝方、烏骨鶏(ウコッケイ)の小屋にエサを運んだ際に産卵箱を覗いて、初めての卵を見つけました。6月初旬に孵化してから約28週目となります。
色も大きさも、以前から飼っているチャボの卵に良く似ています。過去の記事(「烏骨鶏の卵をチャボに托す」2021/05/13)でも書きましたが、この卵の小さなサイズには、やはり驚いてしまいました!烏骨鶏の身体はチャボに比べると、ひとまわりも大きいのです。卵が小さい分、メスの身体への負担は小さいかもしれません。
ところでブログでは触れてなかったのですが、7羽いる烏骨鶏の性別は、2羽がオスで5羽がメスという結果でした。割とバランスよく分かれてくれたので安心したのでした。
手前にいるのと、左端のが雄。
嘴の上から頭頂部に向かって鶏冠(トサカ)のようなものが見られます。
横から見ると目の下あたりにブルーに輝く部分がありますが、これはメスにも見られます。オスの身体はメスに比べて、更にひとまわり大きいです。
メスは次のような感じです。
この子は割と凛々しい顔をしていますが、次の子は頭の毛がフサフサでユーモラス。私も思わずニンマリしてしまいます。
目が見えているのかな?(笑)
続いて、チャボの小屋にもエサを運んで、卵を2個確認しました。
チャボのメスは4羽いて、近頃は2日おきに2個ずつ産卵するペース。平均して1日に1個という感じです。チャボは採卵用に改良された品種ではないのと、冬の時期は産卵が減ってしまうので、こんなものだと思います。ちなみに烏骨鶏も採卵品種ではないので、たくさんの卵を産むわけではありません。少しずつ頂くことが出来れば充分ありがたいのです。
最近、ブログにもあまり取り上げていませんでしたが、チャボ達も元気にしてくれています。こちらもオスは2羽います。
運動場の地面には、土壌保護と微生物活性を目的に落葉をたくさん集めて敷いています。ついでに山から朽ちた木も拾ってきて転がしています。これらには菌類がたっぷり付着していて、土壌のバクテリア(細菌)とのバランスをとるために、晩秋から初冬の時期に入れることにしています。もちろん、烏骨鶏の方にも入れています。
さて、家に戻って烏骨鶏とチャボの卵を並べて比べてみました。
やはりよく似ていますね。一番手前のものが烏骨鶏の卵です。チャボの卵は色がやや薄く白っぽい感じ。あと、烏骨鶏の卵は少し細長いカタチをしていました。この後、ゆで卵にして相方と味くらべをしてみましたが、私達には区別がつきませんでした。どちらも美味しくいただきました。