自然農の畑210627
育苗が割と上手くいったと思っていたナス科の野菜たち。定植後は成長がゆっくりで一時はどうなることかと思っていましたが、今月の後半に入り持ち直してきた感じです。そんな畑の御紹介。曇り空で写真も少々暗い感じですが御勘弁を・・・。
まずは真黒茄子。コンパニオンプランツとして早生種の枝豆を一緒に植えています。角度を変えて見るとこんな感じです。
収穫はもう少し先になりそうですが、枝豆にサヤが付き始めました。
その隣の畝に植えているピーマンは実を付け始めました。
別の品種の加茂茄子は、マリーゴールドをコンパニオンプランツとして植えています。
マリーゴールドはオレンジジェムという品種。食べるわけではありませんが、ナス科の病害虫を減らすということで植えてみました。近づくと柑橘に似た香りがして良い気分になります。花も咲かせ始めました。
同じく、マリーゴールドと一緒に植えた伏見甘長シシトウですが、こちらの生育はいまいち。定植後にモグラに何度も苗を持ち上げられてしまったのです。
一緒に植えておいたリーフレタスは、モグラの通り道から外れたようで助かっています。
今年、久々に苗を作ったトマトのポンデローザ。もう実を付けてくれています。
生食用の大玉トマトは今まで色んな品種に挑戦してみたのですが、もう一度ポンデローザに戻してみようかと思っています。10年くらい前までは我が家でも栽培していたことがあるのです。ポンデローザは割と古くから日本で栽培されていた品種らしく、乾燥が好きなトマトの中では割と雨にも強いもののようです。味は青臭さと酸味の強い、いわゆる昔のトマトです。もう一度、あの懐かしいトマトの味に戻ってみようかと思ったのです。ポンデローザの足元には、トマトの定番のコンパニオンプランツであるスイートバジルを植えました。
反対側の足元には、セロリを植えています。これはコンパニオンプランツというわけではなく、植える場所を節約するためなのですが割と順調に育っているようです。
今年初めて挑戦するのが、同じくナス科の食用ホオズキ。仕立て方もよく分かっていないのですが楽しみです。甘酸っぱいフルーツのような味なのだとか。
次のホーリーバジルも初めてのもの。トゥルシーとも呼ばれているハーブですが、とても甘い香りがしています。ハーブティーにして香りを楽しんだり、また様々な薬効もあるみたいですが、まだ勉強不足です・・・。既に花を咲かせています。
もう一つ初めてのものが、次のキャトルセゾンというレタス。フランス語で四季という意味でしょうか?サニーレタスのような僅かな赤色と薄い緑色が映えて畑に彩りを添えてくれています。沢山いただきましたが、そろそろトウ立ちしつつあります。
先にトウ立ちし、花を咲かせているレタスは美味タスという半結球のレタス。写真では花は開いていませんが・・・。
次は、イチゴの収穫が終わった畝にオクラを蒔いてみたものです。発芽して成長しつつあります。大きくなれば、夏の陽射しからイチゴを守ってくれるのではないかと思っています。イチゴはランナーを伸ばして隣の畝に拡張しつつあります・・・。
数日前には、ゴマの種を蒔きました。例年通りの黒ゴマと金ゴマです。
手前が黒ゴマの畝、その隣が金ゴマです。ゴマは自家受精ですし、隣同志でも今のところは交雑したことがありません。枯草に覆われているだけのようですが、既に発芽をしています。
今年は、下仁田ネギも久々に苗を作って定植しました。冬に食べるお鍋について、初夏の季節に想像を膨らませるのもなかなか乙なものです。
茄子のコンパニオンプランツとして植えていた枝豆ですが、里芋やトウモロコシとも一緒に植えています。
手前の畝では枝豆と里芋、奥の畝では枝豆とトウモロコシを植えています。里芋の脇にはショウガも植えていますし、さらに枝豆の足元には余ったサツマイモの蔓まで植えているので、ひと畝で4種類の混植となっています。枝豆の葉の上に小さなカマキリを見つけました。
畑では野菜や草々、虫たちで賑やかになりつつあります。カボチャやズッキーニの花には、ミツバチだけではなく蜜を求めて蟻も沢山集まって来ていました。
バターナッツカボチャの雌花です。