自然農の畑230824と孵化後16週の猩々チャボ
二十四節気では処暑を迎え、日中はまだ暑さが残るものの、ここ紀美野町の山間部では朝晩は涼しく過ごせています。夜になると外からは虫の声が聞こえてきて、畑でもそろそろ秋冬野菜の準備を行う時期となりました。我が家では早速人参の種を蒔き、雨にも恵まれ順調に発芽しています。
発芽直後の様子。セレベスという里芋の隣に蒔きました。
奥の籾殻を撒いているところです。手前のは種採り用に残している枝豆で大豊緑(たいほうみどり)という大豆の早生品種です。この他に昨年から自家製味噌のための大豆も栽培しています。
2年前からお借りしている斜面の畑で育てています。手前の列が「みやだいず」という宮崎県都城の在来品種で、以前に購入したものが美味しかったので種に残して栽培しています。その上の列は「借金なし大豆」というユニークな名前の大豆です。こちらは埼玉県の秩父地方の在来種のようです。昨年の出来栄えを比較すると、借金なし大豆の方がやや収量が多かったです。両品種合わせて約8kgの大豆が収穫できて、全て味噌に仕込みました。自家製大豆の手作り味噌、食べるのが待ち遠しいです。
借金なし大豆の花がちょうど開花していました。畑ではこの他にも夏の季節の花が其処此処に咲いてくれていて楽しませていただいています。そんな一部を御紹介します。
オクラの花。丸サヤの沖縄島オクラです。畑の脇の芙蓉の花もきれいです。ともにアオイ科の植物です。
次は金ゴマの花です。他に黒ゴマも栽培していますが花は全く同じで、私には区別がつきません・・・。
大豆と同じマメ科の落花生の黄色い花。
今年の落花生の場所からは、数年前に栽培した食用ホオズキが自然にたくさん生えてきて混植状態となっています。
食用ホオズキはややレモンのような酸味のある甘酸っぱいフルーティーな実が特徴。こちらも次々と花を咲かせて実を結んでいます。
さて、話は変わって、今年の4月末に孵化した猩々チャボの4羽ですが、およそ16週を迎えようとしています。
薄い赤茶色に黒い尾羽が可愛らしい。
御覧の通り4羽の構成は、雄雌2羽ずつという結果になりました。