アローカナの引越し
夏の間に製作予定だったアローカナの小屋ですが、延び延びになり、ようやく何とかカタチが出来上がりました。
家の裏の畑の一角にある階段状のスペースを利用しました。この場所は家主さんがお墓として使う予定だったようです。
小屋の製作前に近所で小さな家の解体工事があり、その廃材をいただくことが出来ました。柱や梁などの軸組材は、土台を除いて全て廃材の再利用となりました。間柱や垂木などの下地材も、廃業された町内の土木業者さんの資材置場からいただくことが出来たので、とてもラッキーでした。
アローカナの引越しをする朝、チャボ小屋での最後の食事風景です。
6月にアローカナの有精卵をチャボに托卵し(「托卵再挑戦」2019/06/12)、孵化した後も(「アローカナの孵化」2019/07/03)チャボに子育てを委ねたままだったのでした。そのためチャボ小屋の中の個体数が多くなってしまい、食事にありつくにもひと苦労といったところ。窮屈な思いをさせてしまっていたのでした。
そして午後、アローカナ5羽を出来たばかりの小屋に移動。
馴染みのない場所に連れて来られて、戸惑いを隠せないアローカナ達。小屋の隅に固まってしまいました。
しかし、好奇心旺盛なのがニワトリの性格。時間が経つと地面を探索し始めました。
外も見慣れない風景で興味津々。
与えた餌を食べて、ようやく落ち着いてきた様子。
アローカナには本来、頬にイヤータフと呼ばれる房状の羽があったり、尾羽が無かったりするのが特徴なのですが、現在の日本にいるアローカナの多くは交雑種で、そういった特徴が消えてしまっていたりするようなのです。残念ながら、我が家のアローカナ達にも原種独特の特徴は無さそうです。交配を続けているうちに先祖返りし、尾羽のない個体が現れたりすることも稀にあるらしい・・・。
孵化後、約4ヶ月経ちましたが、まだ雄雌の違いは分かりません・・・。
お腹が満たされてウトウトし始める子達もいます。
最後まで地面を掘っていた2羽も・・・、
一緒になって昼寝の準備でしょうか・・・。
上手く馴染んでくれますように・・・。