自然農の畑180307と初めての産卵
昨年末にチャボの交尾行動を見かけたので、そろそろ卵を産んでくれるかと期待していたのですが、どうやら冬場に産卵することは稀のようでした。しかし、ここ最近とても暖かくなったせいか、本日、初めての産卵を確認したのでした!
とても、かわいい卵。ウズラとニワトリの中間くらいの大きさです。
ニワトリの卵と並べてみました。右がチャボの卵、ほんのり薄いピンク色です。
それにしても、卵って美しく、不思議なカタチをしていますね。
木の上や崖などに巣を作ることが多い鳥類ですが、それは外敵に襲われにくい一方で、卵が落下する危険性をはらんでいます。そこで転がりにくく、もし転がったとしても元の場所に戻る軌道を描く、こんな楕円形のような不思議なカタチに進化したようです。
そんな卵を産んだチャボ達ですが、暖かくなってきて伸び出したハコベやオオイヌノフグリを美味しそうに啄ばんでいました。
さて、畑の方も徐々に春らしくなってきました。そういえば、今は啓蟄でしたね。記録を兼ねて少し御紹介させていただきます。
秋蒔きのゴボウ。冬場は一旦、葉が消えてしまいますが、春になれば残った根から葉が再生してきます。収穫時は掘るのが大変ですが、香り高く美味しいゴボウです。自家採種を続けているもののひとつです。
エンドウの芽。晩秋に蒔いたものです。そろそろ霜の心配がありますので、いただいてきた藁を使って霜除けをしています。
まだ小さな芽ですが、これからどんどん成長していきます。これも自家採種したもの。
これは山東菜の花蕾。秋に蒔いたものの上手く成長しませんでしたが、花蕾をいただくことができそうです。
これも花蕾(菜の花)がお目当て。・・・といっても結球できなかった白菜です。(笑)
しかし、この白菜の花蕾。畑に野菜の少ない端境期に重宝し、実に美味しかったりもします。味噌汁にパスタに、サラダも美味です。
これはモチ裸麦。広めの畝にバラ蒔きしたものです。これも自家採種を続けていて、長いお付き合いをしています。
そんなこんなの自家菜園ですが、今年は夏野菜の温床づくりが出来ていなかったりします。さあ、どうしようかな~。(笑)
最後になりましたが、初めてのチャボの卵、今回はゆで卵にして妻とふたりでいただきました。
ひと口にも満たない大きさでしたが、何だか感慨深いものがありました。